みなさんこんにちは。
前回の2024年度のまとめ & 2025年度のはじまりで「次回は土づくりについて書く」と宣言していたのですが、
その前にあまりにも素敵な発見があったので、今日はそちらをシェアしたいと思います。
この春大好きになったスイートピーについてです。

現在のGarden203号室は、特に収穫物もなく、これから来る夏に向けての待機状態。
現在の畑を彩る作物は、あやめ、デイジー、ヘアリーベッチ、クリムゾンクローバー、スイートピーといったところです。
ヘアリーベッチとクリムゾンクローバー、スイートピーは昨年の秋に種を蒔いていました。緑肥植物、豆科植物とはいっても、無事育つかはわからないものです。というのも、この畑はまだまだ土が良い状態ではなく、花も野菜も思ったように育たないことを2024年の冬に見せつけられたからです。
どこでも育つという種を蒔いてはいても、やっぱりうまく育って欲しい、そういうハラハラした気持ちをどことなく持ち続けながら春を迎えたのでした。
甘い香りに誘われて
というわけで、スイートピーが開花した時には嬉しいきもちでいっぱいでした。
ただ最初に出てきたのが、濃い紫や赤紫の花だったので残念に思っていたのも事実。私はあまり濃い色のものが好きではないのです。
そのため「あ、咲いているのね」くらいの感じで、あまり近づかずに遠くから見守っていました。
ある時期から、かわいらしい淡いピンク色の花が咲き始めました。ちょうどその頃から、どこからともなく、畑に甘いいい香りが漂い始めたのでした。
何んだろうと不思議に思って、あたりに咲いている花ひとつひとつに顔を寄せて、香りを嗅いで歩き回りました。
その甘い香りの正体は、なんとスイートピーだったのです。

まさかこんなに素敵な、とっても魅力的な香りがするとは!
たかがスイートピーと侮っていた自分が恥ずかしく思えました。
2024年冬の畑はだいぶ閑散としていたため、この酔い知れるような甘い香りが、畑からの思いがけない贈り物のように思えました。
初心者にオススメのスイートピー
やはりスイートピーはマメ科の植物とあって、とってもタフなようです。
強い雨風に打たれても、一度倒れはするものの、そのしなやかな茎のおかげですぐに体勢を立て直してしまうのです。
どんどん成長して、綺麗な花をたくさん咲かせてくれます。
いい香りも漂うし、成長に勢いがあるし。
来年は、生垣一帯にスイートピーが咲くように種を蒔いていこうと思います。
花が咲いたぶんタネもできますから、これだけ花がついていればもう十分。すでに来年分の種を確保できたのも同然です。

強くて勢いのあるスイートピーは、自然農初心者の方にオススメの豆科植物。
もしまだ育てたことのない方は、来年の種の候補にぜひ入れてみてください。
この甘い香りを嗅いだら、虜になること間違いなしですよ。
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