みなさんこんばんは🌑
もうこの世に梅雨なんて存在しないかのように
毎日毎日太陽が
朝から晩までカンカンと
大地を強く照らしています。
昨日はとても寝つきが悪く、
夜更けまでシュタイナーの「農業講座」を読んだり、
「ビッグ・リトル・ファーム 理想の暮らしの作り方」を鑑賞したりして
うとうとし始めるのを待っていました。
最後に時計を見たのは1時半。
今朝太陽に起こされたのが5時ちょうどをまわった頃。
体が酷くこわばっていましたが
朝早くから畑へ向かいました。
ふと天気予報を見ていると、
昨日が新月だったことに気づきました。
人間も宇宙の一部で、
作物や他の生き物と同じように
天体の影響を受けて生きている生き物なのだ
と思わざるを得ない
一日の始まりを迎えたのでした。
今日は、「ハーブを育てる難しさ」について書いています。
お時間ありましたらどうぞお立ち寄りください🍵
🐪様子が違うGarden203号室
一歩畑に足を踏み入れると、畑の様子が違うことに気づきました。
やけに乾いていて、生気がないような
そんな印象を受けたのです。
見渡してみると
通路の全ての雑草が土が見えるくらい短く刈られていたのでした。
どうやら昨日、大家さんがハウスの風通しを良くするために、ハウス周辺の雑草を刈ったようでした。
そのついでに、幸か不幸か畑全体の通路の草も刈ってくれていたのでした。
この畑を数ヶ月観察していて、「生き物同士の共生」について考えることが多くなっていました。
雑草が生い茂る場所で生き生きと育つ赤紫蘇や、
根元が雑草で覆われたトマトがなんとも若々しく成長する様子、
タネを蒔いてから3ヶ月しても全く成長しなかったパセリが、黒小豆による影のおかげで息を吹き返したように育つ様子、
それを目の当たりにしていると、
「雑草が生える=悪いこと、見栄えが悪く恥ずかしいこと、作物がうまく育たない」
といった考えは、この畑に限ってはどうにも当てはまらないのでは
と思えて仕方ないのです。
🐞急に食べられるようになったきゅうりの葉
草刈りで、すぐに影響を受けたのがキュウリでした。
朝からウリハ虫がものすごい勢いで草を食い散らしています。
昨日の朝まではなんともなかったキュウリが一晩でここまでなるとは....
予想もしていませんでした。
幸いもう一本の苗の方は元気でいてくれています。
食われてしまった方のきゅうりの方が、発芽後成長に勢いがありましたが、現在はウリハ虫の格好の餌食に。
7/2にお伝えしたトマトの様子でもそうですが、発芽後または定植後、成長がゆっくりだった苗の方が、結局は強く元気に育っていっているというのが現状です。
元々の苗の生命力もあるけれど、
育つ環境に適応できた
あるいは環境が合っていた苗の方が
結局は生き生きと元気に成長していく様は
人間にも当てはまることだ
とやっぱり思うのでした。
🌿育たないハーブ
さて、本題のハーブについてです。
黒小豆の種まきでも畑のハーブの様子は少しお伝えしていました。
3月下旬ごろに直播したハーブはかなり貧弱で早々にトウ立ちしてしまいました。そのためもう一度、6/10の入梅の日に直播・ポット蒔きの両方で試してみることに。
7/7現在、1ヶ月ほど経った今の成長の様子はこの通りです。
ポット蒔きの様子
パセリ
バジル
ディル
なんとも言えません...
ディルに限って言えば、成長するどころか日に日にどんどん萎んでいきます。
バジルも葉っぱが黄色くなり、皆ここが嫌いだわ、と全身全霊で訴えているように見えます。
「ハーブは強くてどこでも育つ」
というイメージで安易にタネを蒔いていたため、このような結果になることは予想もしていませんでした。
直播の様子
実際、6/10に直播したもので、生存が確認できているのは次のディル一本だけです。
赤紫蘇もそうですが、ハーブ単体だけではどうも上手く育ってかないような印象を今のところ持っています。
発芽したところで虫たちに葉を食われ、
ポットまきにしたところで、背丈はなかなか伸びません。
ポットまきにして定植した方が効率が良いようにも思えますが、
でも効率が必要なのかと言われたら、それはまた別のようにも思えます。
たくさんの虫に若芽を食べられるということは、きっとそこの土が豊かになっていく前兆だと思うからです。
同時に、ハーブが強く元気に発芽できるようになれば、いい土ができた証拠だと言えるのでは、と考えたりもしています。
それが一つの目安となってくれたら、また色々な視点で物事を考えられるようになる気がしています。
🪐トマトの支柱立てと信じがたい事実
明後日7/9は待ちに待ったトマトの定植日です。
私は「種まきカレンダー」を使用して、栽培計画を立てています。
ちなみに種まきカレンダーとは以下のようなものです。
【内容】
植物の成長は、太陽や月や惑星という天体の運行、
宇宙全体と関連があると考えて作られた
農事暦カレンダーです。バイオダイナミック農事暦や、占星術的観点からの
今年の各月の特徴が記載されています。栽培する作物を4種類に分類して、その作物のマークの時間帯に農作業をおこなうようにします。
特に播種と定食と収穫をその作物に適した時間帯にすることをお勧めします。もちろん、その作物に適していない時に農作業をせざるを得ないこともありますが、 そのような場合であっても、その後の手入れ(鍬入れ、間引き、除草、追肥、土寄せなど)を、その作物に適した時間亭に行うと、かなり改善されることが確認されています。
土を作り、種をまき、水をやり、芽が出る、そんな植物とのやりとりの中で、 世界も自分自身もあわせて豊かになっていくことを願います。
イザラ書房
いざ、支柱たて
今日はトマトの定植の準備として、あらかじめ支柱を立てておくことにしました。
支柱の高さは180cmほど。
トマト同士が重なり、風通しが悪くならないよう考慮して、支柱を立てていきました。
最後にすでに植っているトマト2号にも支柱を立てることに。
あらかじめ30cmほどの小さな支柱を立てていたので、その穴を利用してトマトの根を傷つけないように、そーっとそーっと支柱を差し込んでいくと、
バキバキバキ!
明らかに誰かの根を断ち切ってしまった音が、鳴り響きました。
「わー、きっとトマトだ」
そう思ったらとてつもなく悲しくなり
どうしてこんなことが...
としょぼくれて家に戻りました。
今日の記録をつけようと、愛用している「種まきカレンダー」を開くと....
何とちょうど支柱立てをしていた時間が、農作業をしてはいけないという「休耕期」の時間帯だったのです。
とても驚きました。
この休耕期の時間は、何をしてもうまく働かない時間・作業に適さない時間、として畑には入らない方がいいと言われています。
今日は事前に予定を確認せず、畑に入ってしまっていたのです。
断ち切ってしまった根がトマトの根でないことをただ祈るばかり。
もしかして植え付けたハーブもうまく育たないかも...
色々と不安が押し寄せてきましたが、
またそれも宇宙の働きで
自分もその一部なのだ
と言い聞かせ
昼寝をしたのでした。
🌌今日は七夕
今日は7/7、七夕の日。
今晩はこの晴天で、もしかして天の川が見えるのではないでしょうか。
例年梅雨の影響でこの日は曇りがち。
最後に七夕に星空を見たのは、いつだったでしょうか...
昨日が新月だったため、月明かりもわずか。
絶好の天体観測日和です。
災難が続いたような1日に思えましたが
それもまた移り変わっていくもの。
モヤモヤとはじまった1日も
今はもう天の川に心躍らせて
終わりを迎えようとしています。
今日もお読みいただきありがとうございます🕊
またぜひこちらでお会いしましょう🌛
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