みなさんこんにちは🌥
昨日の暑さとは打って変わって、今日は太陽が雲に隠れ、過ごしやすい陽気となりました。
今日のGarden203号室では『水捌けをよくする環境整備』を行いました。
行ったのは、ハコベの移植と水路の整備です。
よかったら覗いていってください🌻
歯肉炎に効くハコベ
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🚣「小島」へ。ハコベの移植
自然農法で楽しむはじめての野菜づくり(学研ムック)を図書館で読んでいると、空いている畝にハコベを移植しておくと土が豊かになるとありました。
Garden203号室の「小島」は、水路に近いため、土が水を豊富に含み粘土質になっています。里芋は水分を必要とする植物である、とどこかで読んだので、土壌改良のためにと先日大家さんの畑から里芋をいくつか移植してみました。
加えて、茗荷の移植も検討していましたが、こちらはドクダミやスギナのように、地下茎で増えていく植物であると聞いたので、スペースが限られたGarden203号室では不採用に。
そこで里芋だけでは心もとないと思い、本にある通りハコベも移植してみることに。
🏝ハコベがある土地は地力が高い
さて、ハコベですが、「ハコベが生えている土地は地力が高い」と言われ、肥えた土を探し当てるのに大変役立ちます。実際大家さんの畑では、里芋の周りにハコベがびっしり。今がちょうど開花時期で、真っ白い花が咲き乱れる様子はまるできらめく星空のよう。
聞くと、大家さんは意図的に里芋の周りに、刈草や野菜屑を放置するようにしているそう。きっとそのおかげでしょう。掘ってみると、とっても豊かな土が出来上がっていました。
肥えた土にしか生えないと言われるハコベ
地力が高いところにしか生えないのであれば、きっと根も葉も力強いに違いない!と思っていましたが...
実際触ってみると、根も葉も茎もとても華奢で繊細だとわかりました。
根から引っこ抜こうとするも、どこが元か探し当てることができず。かといって茎を引っ張っただけでは繊細すぎて茎が折れてしまいます。できるだけ若いハコベを探し当て、根本から掘るようにして土から取り出しました。
🌿ハコベの効能・歯肉炎に効くハコベ塩の作り方
ハコベは七草粥の材料の一つとして知られています。
かなり繊維質ですが、食べてみるとシャキシャキして結構美味しいです。
味噌汁に入れたり、そのままむしゃむしゃと食べたり... 何だか元気になりそうだな、と思いながら食べました。
ハコベは食べるだけではなく、歯茎の炎症を抑える植物として昔から知られ、塩と合わせたハコベ塩は歯磨き粉のようにして使うことができるそうです。
作り方は、
- まず採ってきたハコベをよく洗います。
- 茎から花まで全部をミキサーに入れてペースト状にします。
- ペーストと同量の塩を鍋に入れ、混ぜながら弱火にかけます。
- 水分が飛び、ある程度乾燥した状態になったら保存容器に入れて保存します。
- できあがったペーストを歯磨き粉のようにして使用します。
実際使ってみると、歯茎が引き締まるのを感じます。私は体力が落ちてくると歯茎が腫れやすくなってしまうのですが、そんな時にこのハコベ塩を使って、歯茎をマッサージするようにしてみたり、あまりにひどい場合は生のハコベそのものを痛むところへ貼り付けてしばらく放置したりします。
こうやってみると昔の人たちの知恵に感謝、そして感心させられます。
よくインドではニームの歯磨き粉が使われますが、それの日本版といったところかな。と思いました。ただハコベにはニームにあるように、「虫歯予防の効果がある」とは調べても出てこないので、虫歯予防で使用するのはまたちょっと違うのかな、と思ったりしていました。
インコも好きなハコベのたね
🦜移植後のハコベの様子
さて、早速掘り出したハコベを移植してみましたが...
全てが繊細すぎて、うまく植わっているのかよくわからない状態に。
とりあえずこのまま元気に育ってくれるのか、枯れてしまうのか、様子を観察したいと思います。
以前ハコベ塩を作った時の乾燥ハコベから、こぼれダネがたくさん出たので、そちらも「小島」へばら撒きました。うまく発芽してくれるといいですが、それも自然にお任せで、ただ観察するのみとします。
🌳水路作り
さて、今日のメインディッシュ、水路作りです。
「小島」に「オアシス」、どちらとも水路の脇にあります。この水路は近隣の田圃に水を引くために使われており、田植えの時期から稲を刈るまでは、水が結構な勢いで流れ続けます。
水路側の畝の溝はかなり潤っており、若干田んぼ化しています。
水浸しになった畝の溝。湿気好きな植物がイキイキとしている。
「小島」には里芋を植え、「オアシス」には地這キュウリのタネをまきました。どちらも成長に水分が必要な植物。キュウリは力強い苗が育っており、環境を変えるのはいかがなものか...と迷いましたが、これからの梅雨時期に水浸しになっては困ると思い、急いで水路を作ることにしました。
水路を作る前の様子
クワで水路を掘っていくのですが、ちょっと掘っただけで水がかなりの勢いで流れ出てきます。
勢いよく流れ出す水
服も靴も泥だらけになりながら、何とか「小島」の周りをぐるっと一周水路を掘ることができました。
浅く掘って整えて終わるつもりが、水の流れを良くするために結構な傾斜をつけないといけないことがわかり、最終的には思っていたよりも深い水路になりました。
とりあえず水はうまく流れてくれているようです。
今元気に育っているキュウリもあまり影響を受けずに、元気に育ってくれるといいなと思います。
🌈明日からはしばらくお休み
「種まきカレンダー」によれば、明日から3日間は休耕した方がいい時間帯が多くなります。
今日この後は、泥だらけになった靴と服を綺麗に洗って、しっかり靴が乾くまでは畑仕事はお休みにしたいと思います。
7月からまた新しい気持ちで畑仕事をスタートさせたいと思います。
それまでしばしブログの更新はお休みします。
明日からはやっと梅雨らしいお天気になりそうです。
お天気が変わりやすい季節、どうぞご自愛ください。
今日もお読みいただきありがとうございます🕊
またぜひこちらでお会いしましょう🌛
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