みなさんこんばんは🌖
昨日は晴天の中、半日かけてトマトの定植を行いました。
今朝も変わらず、朝からとても蒸し暑い日となりました。
カエルたちも暑さをしのぐため、朝から必死のようでした。
今日は、昨日余ってしまったトマト苗2本の定植と、発根させておいた脇芽の定植についてもお伝えしたいと思います。
よかったら覗いていってください🍀
🪴昨日定植した苗は...
まずは、昨日定植したトマトの苗の様子から。
待っていました!と言うかのように、
長かった狭苦しいポット生活から解放され、それぞれが伸び伸びと葉を広げています。
「月の間」に植えたトマト苗
特に前日と変わりなく、皆元気そうにしています。
「太陽の間」に植えたトマト苗
全体的に葉っぱが黄色くなりました。特に施肥した苗の葉が真っ黄色です。
施肥による一時的なものだと良いのですが...
トマトの葉が黄色くなる原因として考えられることは、
- 窒素不足
- 水不足
- 根が傷んだ可能性がある
- 老化
- 害虫被害
参考文献: おうちガーデン
だそうです。
ちなみに肥料は窒素が豊富な菜種かす油を使用しました。
水不足である可能性も、根が傷んだ可能性も十分あります。
またしばらく様子を見て、改善が見られなければ対策を考えようと思います。
☀️余った2本の苗の翌朝は...
さて、余った2本の苗ですが、こちらも特に変わりなく元気そうにしています。
そのため、このままの場所で定植することにしました。
それぞれの土の様子は、わりと乾いている印象を受けました。
夜中に雨が降っていたようなので、特に水もあげずそのまま定植。
むやみに水をあげると弱い苗に育つと川口由一さんの本で読んだことがあります。
今回はスパルタ定植で、水は一切あげないことに。
「草原の間」の土の様子
「草原の間」に定植した苗
ちなみに「草原の間」に定植した苗の写真をよく見ると、白いポツポツが苗の周りに見えるかと思います。
実は、相性がいいとされる大豆の種も一緒に蒔いておきました。「草原の間」はすぐそばの低木により、午前中が日陰となります。そのため、もしかして湿気が多いかもしれないと考えました。よって土壌の水分のバランスをとるために、コンパニオンプランツである大豆で周りを囲ってみることにしました。
これについてはまた後日レポートしたいと思います。
お楽しみに。
🌻発根させておいた脇芽苗も定植
さて、これで今日は終わりー!
と思いきや、忘れていました。
実は7月3日に、トマト1号の脇芽をとっていて、それを水挿しにして発根を試みていたのでした。
その経緯は、大家さんとの畑でのやりとりがあってのことでした。
大家さんとのやりとり
7月3日に、ハウス内の様子を見にきた大家さんと畑で鉢合わせました。
どうやら畑の様子が気になるようだったので、談笑でもと思い、ハウス脇の「太陽の間」を挟むようにして向かい合ってしゃがみ、一緒にトマト1号を観察していました。
すると、大家さんの手がスルスルと、畝の中の雑草に伸びていくではないですか。
一本、また一本と、あれよあれよという間に雑草が引っこ抜かれていったのです。
やめてくれー!
と心の中で叫びながら、手を止めるよう冷静にお願いしました。
ふー、これで大丈夫だ
と安心したのも束の間。
今度はトマト1号の脇芽をみつけられたのか、すかさず
「脇芽は全部とってしまわないとな」とアドバイスをいただきました。
苗がとても弱っていたので、これ以上負担をかけたくなかったのですが、もしこのまま萎れていってしまう可能性も考えて、今回は素直に脇芽を摘むことに。
(追記 : その後苗は無事回復しました。ただ、一番花のすぐ下の脇芽を摘んだためかわかりませんが、一番花は着花せずに枯れて終わりました。今後苗が弱っている状態での脇芽摘みはやめようと心に決めました。ちなみに一番花の下の脇芽は、伸ばして育てたほうがいいそう。こちらのサイトが説明してくれていますので、参考までに。)
元気のないトマト1号
根本から元気に生えている脇芽
脇芽を水挿しに
とったトマトの脇芽は3本です。
一番大きかった根元の脇芽、一番花のすぐ下の脇芽、その上の小さめの脇芽。
大家さんに「これも立派な苗になるから」と、またアドバイスをいただき、早速、家に戻り水に挿してみることに。
ちょうど捨てようとしていたスパイス瓶があったので、たっぷり水を入れて、窓辺においておきました。
毎日毎日水がみるみると減っていったので、必ず1日に1回、水をなみなみになるように足してあげました。
その3本のトマトの脇芽が、ちょうど1週間で、ここまで発根しました。
本当に強いです、トマト。
これまでラベンダーやローズマリーの発根を水挿しで同じように試みましたが、うまくいった試しがありませんでした。ハーブ類はどうやら挿木での発根を好むようです。そちらにスイッチしたらうまく育ち、今では立派な苗になっています。
場所決め
さて、この3本のトマトの脇芽苗、
どこに植えましょうか。
もう畝はいっぱいになってしまっています。
そこで再び登場の大家さん。
どうやら畑の様子に満足したらしく、大家さんが花を栽培している畝の傍らを使っても良いと、提案してくれたのでした。
それが「風の間」と「湿原の間」のあいだにある畝。その東側を使っていいとのことでした。
大家さんが草刈りをした後、やけに丸裸のような状態になっているな、と気になっていた場所でした。かなり強めに草が刈り込んでありました。
2024年のGarden203号室の栽培計画書
この場所は、この苗たちのために用意されたのだわ、
と素直に受け入れ、こちらを使用させていただくことにしました。
この場所はブルーベリーの木が影になるため、朝は湿り気が多くなると予想しています。
きっと苗が若いから、たくさん水を欲しがるだろうとも予想。
そのため、彼らにとってはとても住み心地の良い場所になるに違いない!
と確信したのでした。
脇芽を発根させたトマト苗の定植
今回のトマトの脇芽苗の定植では、あらかじめ土に水をまいてから定植しました。
①穴を掘る:苗が入る分だけの小さな穴を掘る。
②水をまく:柄杓一杯分の水を土にまく。
③苗を植える:苗を植えてその上から乾いた刈草をかける。水やりはしない。
もうどこにトマトの苗があるのかわからない...
それほどぶ厚く、乾いた刈草をかけました。
まだ若い苗で、きっと喉が乾きやすいから、
大きくなるまでは安心してぬくぬくと生活できるよう、
フカフカの布団で覆ってあげよう、と思ってのことでした。
そんな想いに反して
夕方のぞきにいったときには、すでにかなり萎れた状態に...
それでも水やりはしない、我慢我慢。
ここは自然の営みとトマトの生命力にお任せして、ただ見守るのみ。
と心に決めて、畑を後にしました。
木の棒が立っているところがトマトの苗を植えた場所
どうか元気に育ってください、見守ってますよー🫰
🪖全てはモグラのおかげ
最後に、土のことを書いて終わりにしたいと思います。
苗を植えるときにいつも気づくことがあります。
それは同じ畝の中でも、場所によって土の硬さが全く異なるということ。
土が固くて掘るのが大変な場所
手でも掘れるくらい土がフカフカの場所
スコップを挿すのもキツい場所もあれば、手で難なく掘れてしまう所もあります。
手で掘れるほどフカフカの土が見つかった場合、必ず行うことが。
それは、手を奥まで入れて、周りをぐるぐる探ってみることです。そうすると、絶対といっていいほど見つかるのがモグラの通り道。
モグラがセッセと土を耕してくれるおかげで、驚くほどふかふかな土ができているのです。
目指すはモグラと共存する畑づくり
どうせなら全部耕してくれないかな、と思ったりもしますが、それはそれで大問題になるでしょう。
なぜかというと、すでに植っている苗の根を傷つけることもあるし、穴からネズミが食物を求めてやってくるかもしれません。そうです、作物を食べるのはネズミであって、実はモグラではないのです。モグラは主にミミズなどといった土の中の生き物を食べて生きています。
こういった理由から、モグラの穴が見つかるということは、その土が豊かであるという証拠になるのだそう。
といっても、せっかく育てた作物ですから、できるだけモグラによる被害が少ない方が良いに決まっています。
対策としてできることは、苗から離れたところに刈草や肥料といった有機物を置いて、そちらにモグラを誘き寄せるようにすることだそう。
詳しくは自然農法センターの記事や有機農業参入促進協議会のコラムに書かれていますので、ぜひ参考にされてみてください。
モグラとうまく共存していけるような畑づくりもこれから考えていきたいと思っています。
👩🌾次回は...
さて、次回は人参の種まきです。
7月12日はちょうど雨の予報。にんじんは他の種に比べて発芽率が70%と低く、発芽させるのが難しいそう。
参考にしている教科書、「自然農の野菜づくり」では人参の種まきを梅雨時期にすることを推奨しています。
そのため、まだ梅雨が明ける前に、タネを蒔いてしまおうと思っています。
では、今日も最後までお読みいただきありがとうございました🕊
またぜひ遊びにきてください🌛
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